2013年02月04日

立春の良き日に

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立春という言葉にぴったりの一日が始まりました。週末の土曜日にいきなり暖かくなって、羽織っていたコートが重くなりました。Tシャツ姿も見られる中で、一緒に歩いていた方が言いました。「またすぐに寒波が戻るそうですよ。」

それなのに、昨日も今日も昼日中は嬉しいほどに暖かです。

昨日、長い間仕事をしていた大学のキャンパスを歩きました。
四季折々の自然に恵まれたこの美しいキャンパスには、たくさんの思い出がありすぎます。
広報の仕事をしていた時代、キャンパスツアーの時期ともなれば、受験生たちと一緒に毎日のように広いキャンパスを歩きましたし、海外からのお客様のご案内もしばしばありました。

何を聞かれてもいいように、歴史を学び、建物の由来を調べ、草木や花についてまで覚えましたから、この小道を抜けた先には何があって、あの森の中にはどんな花が咲いていて、あそこでは昔こんなことがあって、、、、と、今でもすぐにガイドができるぐらいに頭に入っています。映画やテレビの撮影場所を選ぶのも仕事のひとつでした。

そんな、いわば公けの思い出に加えて、あそこにもここにも、至る所にたくさんの私だけの思い出がありすぎます。天にも昇るような幸せな気持ちでここを歩いたとか、ここであの方に出会ったとか、ここで誰にも見られないように泣いたとか、、、、

結婚式が行われるチャペルに行くのに、あえて遠回りをして、梅林を抜けました。
梅が咲き始めると、あたり一帯がほのかな香りに包まれて、その香りの中を歩く時、「あ、もうじき入学試験だな。」と思ったものです。16回も繰り返された毎年の思いは、年ごとに少しずつ違って、梅の花の下には16の思いがありました。

今にして思えば、それらすべてをひっくるめて、かけがえのない年月でした。

学生たちの姿も見られない立春前の静かな日曜日の梅林で、澄んだ青空に向かって開きかけた蕾を見つけました。

春がやってこようとしています。
立春と一緒に、新しい一年が始まろうとしています。

By 池澤ショーエンバウム直美


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2月4日(月): バレンシアのホテルで寿司デリバリー
posted by 池澤ショーエンバウム直美 at 14:17| Comment(0) | マイワーク
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