2012年12月13日

4つの旗に希望を託して〜アルハンブラのアルカサバ

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グラナダの町を見下ろすアルハンブラ宮殿にはいくつかの建物がありますが、中で一番古いのが9世紀に築かれた「Alcazaba(アルカサバ)」です。一番地味な、と言うこともできるでしょう。かつては2千人を越す人たちが暮らしていたというアルハンブラの中で、アルカサバはイスラム芸術の華をきわめた宮殿とちがい、当時の敵であるキリスト教徒たちの攻撃から住民たちを守る難攻不落な要塞でした。そして、そこは兵士たちの住処でもありました。城塞の中には浴場の跡も見られます。

塔の上からは山並みとグラナダの町が一望でき、それが美しいだけにまた、その場所がいかに要塞として最適の地であったかがわかります。その頃、彼らはこの塔の上にいったいどんな旗を掲げていたのでしょうか。

幾世期もたった今、風に揺れるのは、横一文字に並ぶ4つの旗です。
EUと、スペインと、アンダルシア州と、グラナダ。
その旗の揺れに私たちは希望を託してよいのでしょうか。

東京に戻ってきたら、小さな庭が落ち葉で埋め尽くされていました。
暖房を入れた室内から、美しい季節を慈しんでいます。
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By 池澤ショーエンバウム直美

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posted by 池澤ショーエンバウム直美 at 00:03| Comment(0) | スペインライフ
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