2010年06月28日

同じ方向を見つめて

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 今日もまた何と言う蒸し暑さ!昔、南洋のポナペという島に父と呼ぶ人がいました。父がよく言っていたものです。「熱帯夜なんておかしな言葉だね。熱帯の夜はこんなにさわやかで気持ちがいいのに。」、、、、、、とにかくこの湿気にはまいります。しかも今日は晴れていたかと思えば雨が降り出し、また上がり、日傘が雨傘になって、また日傘に戻りました。

 あの日のことを思い出します。
 翌日にはイタリアを発つという最後の日に、私たちは目一杯のものを詰め込みました。見落としていた所をなるべく網羅しようと、東西南北を車で走り回りました。そして、翌朝便利なように、ローマ空港のホテルに一泊することにしたのです。

 海岸線に下りて、ローマを目指して一路西へと走っていた時に、信じられないことが起こりました。雨とは無縁のはずの地中海性気候の夏に、突然、雷鳴が轟き始め、強風と豪雨に襲われたのです。車を走らせることもできないほどに視界がさえぎられ、それまで静かな海で海水浴を楽しんでいた人たちが、いっせいに海から逃げ出し始めました。海岸線に沿って立ち並ぶ夏の間だけの仮設のカフェやバーは、半裸の避難客で溢れかえりました。海には大きな白波が立ち、車の外に出ようものなら風で吹き飛ばされそうです。

 そんな状況が30分ほど続いた後、風は止み、雨は止み、またあの眩しい太陽と青空が戻ってきました。南イタリアで出会った初めての雨でした。

 それでも、いったん荒れた海はなかなか静まることもありません。泳ぐことをあきらめた人たちが帰り支度を始めます。そんな中で、浜に戻り、まるで何もなかったかのように悠然と本を読み始めた男と女の二人組。そして波が静まるのを待つようにじっと砂浜に腰を下ろす別の二人組。

 どちらの二人も同じ方向を見つめています。こんな風景に出会うたびに、何だかとても心動かされます。見詰め合う二人もいいけれど、並んで同じ方向を見ているカップルはもっと素敵です。とりわけあんな嵐の後には、、、、、、、

 さあ、いよいよ明日は中央区のシニアカレッジです。
 70名のシニアの方々を前に講演をします。テーマは「はじめようアンチエイジング〜生活にオリーブオイルを」。皆様に同じ方向を見ていただけるよう頑張らなければ!
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グローバルキッチンお品書き
http://blog.goo.ne.jp/naomiwakuwaku
28日(月):TOFU Quick & Easy 〜TOFUディップのスティックサラダ
posted by 池澤ショーエンバウム直美 at 23:56| Comment(0) | パートナーシップ
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