「化学変化」と「物理変化」の違い覚えてます?
いちおう覚えてはいるつもりでも、念のため辞書をひいてみたら、やっぱり記憶していた通りでした。
「化学変化」とは、物質が原始の結合を組み替えて別の物質に変わること
「物理変化」とは、物資の成分は変化せずに、温度、密度などの状態が変化すること。
最近、どちらの変化かしら?と思わず考えてしまうようなことが何度か重なりました。
ケース1:若いお嬢さんのピアニストのライブでのこと、帰り道でたまたまご一緒になったご婦人に言いました。「いいコンサートでしたねえ。でも彼女はまだまだこの先大きく伸びそうですね。」
それが何日かたったあとに、とあるところからまわりまわってこんな情報が飛び込んできたのです。「母が言ってました。○○さんは全然才能がないって。ナオミさんもそう言っていたそうです。」唖然として笑っちゃいました。
ケース2:古い友人が泊まりに来た時に、たまたま亡くなった母の思いで話になって、母の形見の指輪をお見せしました。母が気に入っていた大きなアレキサンドリアです。友がすかさず聞きました。「いくらぐらいするのかしら?」。だいたいにしてそんなこと聞くほうがおかしいのですが。宝石のことなど何にもわからないお馬鹿な私がついつい答えてしまいました。「さあ、2万円だか20万円だか、200万円だか、、、、わからないわ。そんなこと、どうだっていいんじゃない?。」
まわりまわって、とあるところから今度はこんな情報が飛び込んできました。「ナオミさんって、お母様から200万円もする指輪を形見にもらったって自慢してるんですって。」と、当の彼女が言ったとか、言わないとか。これもまた、唖然として笑っちゃいます。
化学も物理も苦手だった私が一生懸命頭をめぐらすに、ケース1の場合もケース2の場合も、物理変化ではなくて化学変化のような気がします。だって、全然そんなこと思ってもいやしませんし、言った覚えもないんですもの。
こうして言葉と言う生物(なまもの)は、時として容易に化学変化または物理変化を起こします。ですから、特に最近の私は、「ダレダレさんがこう言って。」の類はほとん気にせずに、自分の耳で聞き、自分の目でみたことを信じることにしています。そしてもちろん、「ダレダレさんがあなたのことをこう言っていたわよ。」などという言葉も、不用意には口にしないようにしています。
ただし例外はあります。その人を心底信頼している場合には、疑わずにきちんと耳を傾けます。悪口や妬みや愚痴ではなく、良いことを褒め湛えていた場合には、粉飾せずにそのまま相手に伝えます。
化学変化、物理変化を得意とする話し手は、往々にして、「ダレダレさんが、、、、」を引き合いに出します。化学変化にしろ物理変化にしろ、話し手の深層心理が触媒として作用しているようで、それを名探偵シャーロック・ホームズばりに推理するのもなかなか楽しい作業です。第一、そう思えば腹も立たないでしょう?
先週、庭師さんたちに桜の木を剪定してもらったついでに、庭に生い茂っていた雑草や、枯れてしまった木も抜いてもらったら、あまり殺風景な庭になってしまいました。以来、毎日少しずつ色を加えています。今日は深紅と黄色のハイビスカス、そしてブルーサルビアと、ピンクのマンデビラを植えてみました。ハイビスカスは夫の担当です。これだけでも随分気持ちが華やぎます。こちらは素敵な化学変化、いえ物理変化です。
しばらくはこのバナーを置かせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。何せ人手不足です。司会も私が勤めさせていただきます。

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7月30日(土):こんな冷やし中華っていかが?
7月31日(日)予告:本場香港の飲茶ランチ

